年末の帰省のフェリーを予約した。
九州行きは、毎度おなじみ、もう散々お世話になってる名門大洋フェリー。
帰りは初乗船の阪九フェリー。
名門大洋フェリーは大阪南港〜新門司港を結ぶフェリーで、所要時間は
上下便とも12時間40分。
16:50出航の第一便と、19:50出航の第二便、合計一日2往復が設定されている。
阪九フェリーは一日2便というのは変わらないが、2便それぞれで関西側の
出発地が異なり、泉大津〜新門司、神戸〜新門司の2航路ある。
出航時刻は泉大津便の方が早く、神戸便は曜日によりダイヤが変わる。
所要時間はどの航路も12時間30分。
まだ名門大洋しか利用したことが無いので、阪九の船内設備については分らないが、
阪九の2等指定A(名門大洋の特2等Aに相当すると思われる)が個室と言うのが良い。
定価は阪九の2等指定Aが10300円、名門の特2等Aが9100円と、
まぁ1000円少々しか変わらないんだけど、阪九の2等指定Aは
個室なのである。これはすばらすぃ。もちろんテレビ付き。
しかも空調が自分の好みに調節できるという。
おまけに洗面台付き。(泉大津航路フェリーつくしの場合。)
すばらしすぎる。こりゃ魅力的だな。
ただ、両者の予約を比べると名門大洋の方がスムーズ、というかスマート。
予約が終わった後に、そのまま乗船申込書の画面が表示され、それを
そのままプリントアウトして窓口に提示すればOK。
運賃支払いと乗船券交付が速やかに受けられる。
一方で阪九フェリーは乗船申込書と明記されていない、ただの確認画面が
表示され、そのにある予約番号を控えて窓口に行くことになる。
ま、その画面を印刷して行っても良いみたいだけど、ただの予約完了画面だし、
あんまりピンとこない。
やっぱり乗船名簿然としたものが出てくるのは気持ちのいいものである。
どちらも、ネット正しく予約して、画面を印刷して持って行けば、窓口での乗船名簿の記入が省略できる。
長距離フェリーを使わない方が多いので、念のため書いておくと、
短距離航路を除けば乗船名簿への記入が海上保安庁からの通達で義務化されている。
めんどくさくても我慢だ。
それ以前に、両社ともネットで予約したうえで、必ず乗船前に港の窓口で
乗船券を受け取らなければならないのが面倒。
事前にコンビニや旅行代理店で運賃を支払い、乗船券の交付を受けられるようにすると便利なのになぁ。
特に大阪南港FTは、ニュートラムでフェリーターミナル駅に到着した後、
長い通路を歩き、ターミナルに2階に入り、
わざわざ1階の窓口に降りて清算、乗船券受取を済ませ、また2階に上がって
乗船歩道橋へ進まなければならない。
荷物が多い時、ほんまにうっとおしいので、そこだけは改善願いたいところである。
事前に乗船券を持っていれば、ニュートラムの改札出たら船まで一直線。
考えただけで気持ちよすぎるんだもの。
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